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はじめに 2026-09 更新

インター校・現地校・日本人学校の選び方

3種類の学校を学費・英語要件・入学条件で比較。英語ができなくても入れるインター校はどこか。

本記事の情報は参考目的です。制度は変更される場合があります。最新情報は各校およびMOE(教育省)の公式サイトでご確認ください。

シンガポールで子どもが通う学校は、インターナショナルスクール、現地の政府系学校(MOE校)、日本人学校の3つに分かれます。費用、英語の入学要件、帰国後の進路が大きく違うので、最初にどれを軸にするかを決めると学校選びが進めやすくなります。

3つの学校の比較

比較項目インターナショナルスクール現地校(MOE校)日本人学校
年間の学費主要校の授業料でS$24,000〜59,000(2026/27年度)日本人を含む非ASEAN外国籍は小学校約S$12,590、中学校約S$26,540(2026年、雑費込み)小学部S$9,810、中学部S$10,725.60(2026年度、施設費込み)
授業の言語英語(HWAは英語と中国語)英語。母語科目(中国語・マレー語・タミル語のいずれか)が必修日本語
入学の条件学校ごとの選考。英語要件は学校で大きく違う小1はP1登録のPhase 3、小2〜中3はAEIS。合格しても空き次第保護者が日本人会の会員であること
子どもの英語力学校と学年による。上の学年ほど必要必要。AEISの小学校はケンブリッジ英検のスコア、中学校は英語の試験不要
親の英語力TanglinとDulwichは英語が堪能な親が1人以上必要。学校との連絡は英語学校との連絡は英語不要
日本語の維持補習授業校との併用、一部の学校の日本語科目補習授業校との併用日本の学習指導要領どおり
向いている家庭長期滞在、海外の大学進学PRを取得して定住する家庭数年で日本に帰る家庭

インターナショナルスクール

外国籍の子どもが主な対象で、カリキュラムは大きく4つの系統に分かれます。

カリキュラム特徴主な学校
IB(国際バカロレア)探究型。最後の2年間のIBディプロマは世界の大学入試で使えるUWCSEA、CIS、Stamford、HWA、OWIS
英国式Year 10〜11でIGCSE、最後の2年間でA LevelかIBディプロマTanglin、Dulwich
米国式AP科目で米国の大学入試に対応する単位制SAS、Stamford(IBと併設)
豪州式最後の2年間でNSW州のHSCかIBディプロマを選ぶAIS

学校ごとの授業料、キャンパス、空き状況は主要校ガイド、入学金や施設費を含めた費用は学費・費用の目安にまとめています。

英語ができなくても入れるか

EALがあるので英語力ゼロでも入れる、と言えるのは一部の学校と学年だけです。Tanglinは英語を母語としない生徒への指導を行わず、Dulwichも独立したEALプログラムを持たず、2校とも英語が堪能な親が1人以上いることを入学条件にしています。SASのEALはG4まで、CISはG11〜12に英語支援がありません。UWCSEAもG6〜8は英語での就学2〜3年、G9〜11は3年以上が目安です。

英語で授業を受けた経験がない子を受け入れる仕組みがあるのは、G10までEALと集中英語課程を置くStamford、評価に応じてELLやFoundationに振り分けるCIS、Year 10までEALがあるAISなどです。英語が初めての子が中高の学年で入る場合、選べる学校はかなり限られます。

入学後も、学校との面談や連絡は英語です。保護者に求められる英語力の具体像は移住に必要な英語力を知るで場面別に整理しています。

現地校(MOE校)

政府が運営する学校で、主な対象は市民とPRです。外国籍の子も、小1はP1登録のPhase 3で市民とPRの割り当て後に空きがあれば、小2〜中3は統一試験AEISに合格したうえで空きがあれば入学できます。2026年の月額は、日本人を含む非ASEAN外国籍が小学校で授業料S$1,035と雑費S$14.17、中学校で授業料S$2,190と雑費S$21.80です。小6で全国試験PSLEがあり、中学校の修了試験は2027年からSingapore-Cambridge SECに統合されます。詳しくは現地政府系学校にまとめています。

日本人学校と補習授業校

シンガポール日本人学校は、小学部(Clementi・Changi)と中学部(West Coast)がある全日制の学校です。保護者が日本人会の会員であることが入学条件で、2026年度の授業料と施設費は小学部で月S$817.50です。日本語補習授業校は土曜日に国語などを学ぶ学校で、インター校や現地校と併用できます。高校段階では、早稲田渋谷シンガポール校(文部科学省認定の在外教育施設)があります。学費と手続きは日本人学校・日本語補習授業校で解説しています。

選び方の考え方

長期滞在や海外の大学進学を考えるならインター校、PRを取得して定住するなら現地校も選択肢になり、数年で日本に帰るなら日本人学校が合います。インター校を選ぶ場合は、子どもの年齢と英語での就学経験で候補が絞られます。

学年の決まり方も日本と違います。9月1日基準の学校では、4月2日〜8月31日生まれの子が日本より1学年上に入ります。出願時期と合わせて入学手続きの流れで確認できます。

参照した一次情報

子連れ移住の手続きを時系列で確認する

学校選びから在留届まで、子どもの人数に合わせた手順を一覧にします。質問は5つ、登録なしで使えます。

移住ロードマップを作る

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