本記事の情報は参考目的です。制度は変更される場合があります。最新情報は各校およびMOE(教育省)の公式サイトでご確認ください。
シンガポールの政府系学校(MOE校)は市民とPRが主な対象ですが、外国籍の子にも入学の道があります。小1はP1登録、小2〜中3は統一試験AEISを経て、どちらも市民とPRの割り当て後に空きがあれば入学できます。この記事はMOEの公式情報で内容を確認しています(2026年9月時点)。
在留資格ごとの入り方
| 在留資格 | 入学の方法 |
|---|---|
| 市民 | P1登録の全フェーズに申し込める |
| PR | 市民と同じ登録フェーズで申し込めるが、抽選では市民が優先され、一部のフェーズにはPRの受け入れ枠の上限がある |
| 外国籍(DP保持者など) | 小1はP1登録のPhase 3のみ。翌年1月に小2〜小5・中1〜中3に入るならAEIS、年度途中に小2〜小4・中1〜中2に入るならS-AEIS |
学費(2026年)
| 非ASEAN外国籍(日本人を含む) | 授業料(月額) | 雑費(月額) | 合計(月額) | 年額 |
|---|---|---|---|---|
| 小学校 | S$1,035 | S$14.17 | S$1,049.17 | 約S$12,590 |
| 中学校 | S$2,190 | S$21.80 | S$2,211.80 | 約S$26,540 |
外国籍の額はGST込みです。1シンガポールドル125円で、小学校は年約157万円、中学校は年約332万円になります。PRの小学校は授業料S$330と雑費S$13です。MOEは2024〜2026年の段階的な値上げを2023年10月に発表していて、2027年以降の額はまだ発表されていません。
AEIS(小2〜中3の入学試験)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 翌年1月に小2〜小5、中1〜中3に入る外国籍の子 |
| 受付 | 例年7月ごろに約2週間(2025年の小学校は7月9〜22日) |
| 試験 | シンガポール国内で実施(2026年は9月1〜3日) |
| 試験科目 | 小学校は算数のみで、英語は出願前にケンブリッジ英検(CEQ)で所定のスコアが必要(小2はA2 Key for SchoolsでCES100以上、小5はB1 Preliminary for SchoolsでCES140以上など)。中学校は英語と数学 |
| 出願料 | 小学校S$340、中学校S$630(GST別、返金なし) |
| 結果 | 12月に発表。合格しても入学は保証されず、配属校は変更できない |
小学校の出願には、前年7月以降に受けたCEQの成績が出願の時点で必要です。7月の受付より前に受験を済ませておかないと、その年のAEISには出願できません。出願にはパスポート(残存6か月以上)と出生証明書の英訳も要ります。
S-AEISと小1の入学
- ✓S-AEIS:対象は小2〜小4と中1〜中2だけ。2027年分は1月上旬に受付、試験は2月末〜3月上旬で、合格者は4月か5月に入学する
- ✓小1:外国籍はP1登録のPhase 3だけが対象。2026年は5月19〜25日に関心表明を出した家庭に、MOEが10月までに可否と指定校を知らせる。市民とPRに割り当てた後の空き次第で、入学は保証されない
現地校の特徴
- ✓授業は英語で、母語科目(中国語・マレー語・タミル語のいずれか)が必修
- ✓小6で全国試験PSLEがある。中学校の修了試験O-LevelとN-Levelは2027年からSingapore-Cambridge SECに統合される
- ✓学校との連絡は英語
- ✓日本語は補習授業校などで別に学ぶ必要がある
インターナショナルスクールや日本人学校との比較はインター校・現地校・日本人学校の選び方にまとめています。
参照した一次情報
子連れ移住の手続きを時系列で確認する
学校選びから在留届まで、子どもの人数に合わせた手順を一覧にします。質問は5つ、登録なしで使えます。