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2026-09 更新

日本人学校・日本語補習授業校

2026年度の学費を公式の校納金一覧で確認。月額と年額、入学時の一時金、寄付金、編入学の資格と手続きまで。

本記事の情報は参考目的です。制度は変更される場合があります。最新情報は各校およびMOE(教育省)の公式サイトでご確認ください。

シンガポール日本人学校の2026年度の学費は、小学部で授業料が月額S$675.80、施設費を合わせた月額がS$817.50です。他サイトで「月S$817.50」とだけ書かれていることがありますが、これは授業料と施設費の合算で、授業料が上がってその額になったわけではありません。この記事は学校の公式サイトにある2026年度の校納金一覧と改定通知の原文で数字を確認しています。

日本人学校(全日制)と日本語補習授業校(土曜校)は別の組織で、公式サイトのドメインも違います。日本人学校は sjs.edu.sg、補習授業校は jss.edu.sg です。取り違えやすいので先に書いておきます。

日本人学校の学費(2026年度)

2026年4月からの額です。すべてGST9%込みで、施設費は2025年度から据え置きです。

区分授業料(月額)施設費(月額)合計(月額)年額換算
小学部S$675.80S$141.70S$817.50S$9,810
中学部S$752.10S$141.70S$893.80S$10,725.60
中学部グローバルクラスS$1,057.30S$141.70S$1,199.00S$14,388

授業料は2026年度に月S$65(税抜)上がりました。税抜で小学部S$555からS$620、中学部S$625からS$690、グローバルクラスS$905からS$970です。GST込みでは各S$70.85の値上げにあたります。学校運営理事会は2025年12月23日付の通知で、2035年度に控える校地の租借契約延長と校舎建て替えの検討に向けた財源確保、および物価と賃金の上昇を理由に挙げています。

2025年度の額(GST込みで小学部S$604.95、中学部S$681.25、グローバルクラスS$986.45)を載せたままの記事が残っています。数字を見るときは年度を確かめてください。

入学時にかかる一時金

項目金額備考
入学金S$1,090.00勤務先の日系企業が日本人会の法人会員の場合、および日系企業以外・個人の場合
入学金S$3,924.00勤務先の日系企業が日本人会の法人会員でない場合
施設費一時金S$2,725.00小学部から中学部へ進む際にも再度必要

入学金がS$1,090かS$3,924かは、保護者の勤務先が日本人会の法人会員に登録している日系企業かどうかで決まります。外資系勤務、個人事業主、起業家はS$1,090です。高い方が適用されるのは、日本人会に法人登録していない日系企業に勤める人です。一時金の合計は入学金と施設費一時金でS$3,815かS$6,649になり、小学部の入学時と中学部への進学時の2回かかります。

寄付金

一時金とは別に寄付金の納付が前提です。日系企業に勤める人は法人が企業寄付金を納めます。在日本社の資本金と当地の駐在員数で決まり、20万円から700万円と40万円から600万円の合算です。外資系勤務、個人、外国人は個人寄付金としてS$3,000とGSTを一世帯一度納めます。外交官や公務員は特別寄付金S$1,000とGSTです。

転職や起業で保護者の勤務先が変わった場合、中学部への進学時などに寄付金の再納付を求められることがあります。

支払い方

初回だけ銀行振込で、編入する月に応じて2か月分から4か月分を前納します。小学部なら2か月分でS$1,635、4か月分でS$3,270です。以後は4月、7月、10月、1月に3か月分を一括で銀行自動引落(GIRO)します。現金とカードは使えません。

振込先はシンガポールの現地口座に限られる

校納金は学校指定の現地口座への銀行振込だけです。現地口座がない場合は勤務先や知人による代理払い、または海外送金を検討するよう案内されています。渡航直後は口座開設に日数がかかるので、編入の時期と口座の準備を合わせておく必要があります。口座開設の条件は 銀行口座を開設する にまとめています。

学費の日割り計算はありません。月の途中で編入しても退学しても、その月は1か月分が発生します。滞納が2回を超えると運営理事会が退学を命じることができます。

編入学の資格と手続き

編入学資格は3点です。

  • ✓日本の教育関係法規が定める年齢に該当すること
  • ✓シンガポールに在住していること
  • ✓保護者がシンガポール日本人会の会員であること

日本国籍の保有は要件として明記されていません。一方でシンガポール国籍を持つ児童は、政府の承認がない限り原則として入学できません。学校規則では日本国籍を持たない児童について日本人会会員の要件を対象外とし、校長が特別な事由を認めれば就学を許可できると定めています。

必要書類は、保護者の労働許可証(EPカード)、日本人会の会員証、児童のパスポート、DPの申請状況が分かる書類です。DPはIPAの段階で受け付けられます。両親ともEPやS Passの場合は、子のDPに紐づく方を筆頭保護者にします。希望する編入日の1か月前までにオンラインで仮登録し、手続きが完了すれば最短3営業日で編入できます。書類の提出は保護者本人の来校のみで、代理提出、メール、郵送は受け付けられません。

日本の学校に籍を置いたままの二重在籍は認められません。前籍校から指導要録の写しと健康診断票を受け取って持参します。教科書は日本を出る前に海外子女教育振興財団で受給しておく必要があり、出国予定日の2か月前から受け取れます。

現地校やインターナショナルスクールから編入する場合は編入試験があり、長期休業中は実施されません。中学3年での編入は事前の相談が要ります。

3つのキャンパスと学区

小学部はクレメンティ校(西部)とチャンギ校(東部、11 Upper Changi Road North)、中学部はクレメンティ校に隣接するウエストコースト(201 West Coast Road)の3校体制です。いずれも文部科学省認定の在外教育施設で、2026年9月時点で移転や統合の発表はありません。

小学部は居住住所で通学校が決まる学区制で、学区を超えた通学は原則できません。仮住まいからの通学は可能で、短期間の越境通学は校長の承認があれば認められます。住まいを決める前に学区を確かめておくと後で動かずに済みます。学校見学はセキュリティ上受け付けていません。

中学部グローバルクラス

各学年1クラス定員約30名で、英語担当と日本語担当の2人担任制です。英語、音楽、美術、家庭科、体育に加えて数学と理科も週3時間を英語で行います。新1年生は英検3級以上の英語資格が必要です。2026年度は中1の募集がなく、中2と中3の途中編入を受け付けています。途中編入は希望日の6週間前から出願でき、個別説明会と入級審査があります。再受験は出願日から半年後以降です。メインストリームからの校内編入は次年度からのみで、途中では移れません。

通学バス

通学バスは学校の運営ではありません。日本人学校協同組合が運営するボランティア団体が提供していて、別に入会が要ります。2026年度の月額利用料は小学部・中学部とも1人S$305.20で、入会金が1家庭S$10.90、出資金が1家庭S$100(退会時に返還)です。GIROで引き落とされます。初回の支払い例は1名利用で偶数月編入がS$721.30、奇数月編入がS$1,026.50です。

クレメンティ校の一部のルートは満席になっています。自宅の近くにバス停があるとは限らないため、住居の契約前に確認したほうが安全です。

年間の日程(2026年度)

4月15日に始業式、4月16日に3校の入学式です。夏季休業は8月1日から31日、冬季休業は12月24日から1月6日、学年末休業は3月13日から31日で、中学部の卒業式は3月4日、小学部は3月9日です。編入は長期休業を除いて随時受け付けています。

日本人会の会費

保護者が日本人会の会員であることが入学要件なので、この費用も実質的に学費の一部です。個人正会員は入会金S$1,000にGST、デポジットS$200(GSTなし、退会時に払い戻し)、月会費が家族持ちS$25または単身S$20、個人用施設維持協力金がS$30で、月会費と施設協力金にGSTがかかります。法人会員企業のノミニー正会員は入会金が免除され、施設協力金は法人の負担です。会員証を受け取る前でも、申込完了後に届く会員番号の通知メールで日本人学校の入学手続きができます。

日本語補習授業校(土曜校)

平日にローカル校やインターナショナルスクールに通いながら、土曜に日本語の学習を補う学校です。1992年10月に日本人会の一室で始まり、1995年4月から日本人学校クレメンティ校の校舎の一部を借りています。1996年6月にシンガポール教育省の正式認可を受け、2002年2月にシンガポール政府のCharity Bodyに認定されました。日本人会は公式サイトで補習授業校を関連施設として掲載し、補習校側は日本人会を設立母体と説明しています。

費用(2026年度)

項目金額備考
授業料 小学部(月額)S$283.40GST9%込み、教材費と団体傷害保険料を含む
授業料 中学部(月額)S$305.20同上
入学金S$272.50日本人会会員
入学金S$545.00非会員
受験料S$109.00

年額では小学部がS$3,400.80、中学部がS$3,662.40です。年間数万円で通えるという説明は誤りで、月額S$300前後、年間S$3,400からS$3,700の負担になります。支払いは前期と後期の年2回、一括の銀行振込です。休学する場合も休学期間中の授業料を休学前に全額納める必要があり、休学で月額の負担が消えるわけではありません。

会員扱いの入学金が適用されるのは、出願書類の提出時点で会員証(仮会員期間中は会員登録完了のメール)のコピーを添えた場合だけです。出願後に入会しても、入学の判定も入学金も非会員の扱いになります。

入学条件と受け入れ時期

  • ✓日本国籍を有すること
  • ✓保護者と一緒にシンガポールに在留していること
  • ✓平日にローカル校またはインターナショナルスクールに通っていること。日本人学校の在籍者は対象外
  • ✓対象は小学1年から中学3年

受け入れは4月、6月、10月の年3回です。2026年度は10月編入の出願が9月3日で締め切られており、次の機会は2027年4月の入学になります。その説明会の案内は12月初旬に公式サイトで公開され、説明会は2027年1月23日の午前、入学試験は2027年2月20日の予定です。日程は変更の可能性があるため、公式サイトで確かめてください。

入学試験は別日程の対応がなく、欠席は理由を問わず受験辞退の扱いです。新小1のグループ面接では保護者は教室に入れず、泣いたり嫌がったりして入室できない場合は不合格になります。出願は1学年のみで、実学年より1学年下げた出願はできますが、在籍中はずっと下げた学年のまま進級し、実学年に戻すには一旦退学して編入試験を受け直す必要があります。

教科書は、4月の新入生は出国前に海外子女教育振興財団で無償で受け取ります。6月と10月の編入生には配付がなく、紀伊國屋書店シンガポール店などで自費で購入します。

授業の中身と限界

授業は国語が中心で、国語に関連する範囲で社会も扱います。算数の授業はありません。学校側は、授業時数が小学校低学年で標準時数の3分の1程度だと明記しています。国語の学力を維持するには家庭学習が前提で、補習授業校に通わせれば足りるというものではありません。

送迎は、小1と小2は保護者が教室まで迎えに行き、小3以上は校門で引き渡します。構内に車を停めての待機はできず、公共駐車場を使います。下校のピークは16時20分から16時40分です。

日本語の情報でよく間違っているところ

  • ✓小学部の授業料は月S$817.50。授業料S$675.80と施設費S$141.70の合算です。授業料だけならS$675.80です。
  • ✓年間の授業料はS$2万前後。授業料と施設費で小学部が年S$9,810、中学部が年S$10,725.60です。S$2万はインターナショナルスクールの水準です。
  • ✓補習授業校は年間数万円。月額S$283.40からS$305.20で、年間S$3,400からS$3,700です。
  • ✓jss.edu.sgが日本人学校のサイト。jss.edu.sgは補習授業校です。日本人学校はsjs.edu.sgです。
  • ✓スクールバスは学校が運営。日本人学校協同組合のボランティア団体の運営で、別に入会と出資金が要ります。
  • ✓入学金は一律。勤務先が日本人会の法人会員かどうかでS$1,090とS$3,924に分かれます。
  • ✓グローバルクラスはいつでも入れる。2026年度は中1の募集がなく、中2と中3の途中編入だけです。英検3級以上の資格審査があります。

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インターナショナルスクールの学費は 学費・費用の目安 に、主要校の比較は 主要校ガイド にまとめています。子どものビザは DP(Dependant's Pass) をご覧ください。

本記事の情報について

2026年9月時点のシンガポール日本人学校(sjs.edu.sg)の2026年度校納金一覧と授業料改定通知、シンガポール日本語補習授業校(jss.edu.sg)の2026年度校納金と行事予定、シンガポール日本人会の公開情報に基づいています。校納金一覧は見込み額の扱いで、実際の支払額は願書提出後に渡される案内で確定します。前回の学費改定は12月下旬に発表されたため、2027年度の額は12月以降に公式サイトで確認してください。

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