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2026-08 更新

EntrePass(起業家ビザ)

シンガポールで起業・法人設立を前提とした外国人向けビザ。

本記事の情報は参考目的です。制度は変更される場合があります。最新情報はMOM(人力省)・ICA(入国管理局)の公式サイトでご確認ください。

EntrePassとは

EntrePassは、シンガポールで新たに会社を設立・経営したい外国人起業家向けのビザです。EPと異なり、シンガポール企業への就職ではなく、自分で法人を設立することが前提です。

申請条件

  • シンガポールでPrivate Limited(非公開会社)を設立済み、または設立予定であること(設立前でも申請可能。設立済みの場合、申請日時点で登記から12ヶ月を超えていると更新基準で審査される)
  • 申請者本人がその会社の株式を30%以上保有すること
  • 事業がイノベーティブ・テクノロジー関連・高成長分野であること
  • 次のいずれかを満たすこと(1回の調達ラウンドでS$100,000以上の資金調達、政府認定または国際的に著名なインキュベーター・アクセラレーターの支援、ベンチャー支援を受けたテクノロジー企業の設立・売却実績、認定機関に登録された知的財産の保有、シンガポール国内の研究機関との共同研究)

有効期間・更新・家族の帯同

  • 有効期間は新規・初回更新とも最長1年、2回目以降の更新は最長2年
  • 更新には年間の事業支出額(TBS)とローカル人材の雇用規模(LWF)の基準を満たす必要がある。1回目の更新に数値基準はなく、2回目以降は下表のとおり段階的に上がる
  • 配偶者・子のDP(家族帯同ビザ)は、上記の事業支出・雇用の基準を満たしてから申請できる。EPと違い、取得後すぐに家族を呼べるわけではない点に注意
更新回数年間の事業支出(TBS)LWF
1回目数値基準なし
2回目S$100,0001
3回目S$200,0002
4回目S$300,0003
5回目S$400,0004
6回目S$700,0005
7回目以降S$750,000から段階的に上昇6以上

LWFは単純な従業員数ではありません。PME(専門職・管理職・役員)の人数に、LQS(Local Qualifying Salary)該当従業員の人数を3で割った数を足して算出します。PMEとして数えるには、シンガポール人または永住権保持者で、基本給が月S$3,900以上(6回目以降の更新ではS$4,700以上)、CPF拠出が3か月以上あり、その法人の直接雇用である必要があります。TBSは総営業費用から、海外企業へのロイヤルティ・外注費や本人への報酬を差し引いて算出します。

注意

EntrePassは審査が厳しく、単純な「会社設立」では通りません。革新性・成長性が求められます。自分の会社で自分をEPとして雇用するルートもありますが、EPにも最低固定月給の基準とCOMPASS審査があり、設立間もない会社がスポンサーになる場合は事業実態が厳しく確認されます。どちらが現実的かは事業内容や資金調達の状況によるため、個別に要確認です。

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